長寿化社会を迎え、市民の多くが職業人としては現役を引退しても、シニアとして社会に関わる期間が益々長くなる時代となります。
シニアが心身ともに健康を維持するためには心と頭の活性化が欠かせません。そのためには学びとその成果の伝承が必要です。
「生涯学習をすすめる所沢市民会議」は所沢市民の学びと伝承のきっかけ作りをお手伝いいたします。
ご 挨 拶
令和2年に入り間もなく、新型コロナウイルス感染が蔓延し、市民会議の運営にも支障をきたす事態となり、定期総会も開催できず、議案は書面審議とされました。
このため、役員交代の準備もできず、令和2年、3年度も会長を引き受けることが書面承認されました。
このコロナ禍はいまだに終息の気配が見られませんが、生涯学習にとっても新たな試練ととらえ、今こそ「いつでも、どこでも学ぶ」精神で難局を乗り越えたいと思っています。
さて、さて、少子高齢化の波は所沢にも押し寄せ、65歳以上の高齢者の割合が25%を超え、この傾向は今後さらに進行します。高齢者といっても、現代の高齢者の多くは元気で、人生100年時代と言われます。定年延長や勤務体系変更などで70歳近くまで働くとしても、30年前後のリタイア人生が残されます。この期間を楽しく、唄化に過ごすには頭と体の劣化を少なくする必要があります。
ここに生涯学習の意義があります。頭の劣化を防ぐための学びです。若い時代の学びとは一味違う学びを提唱し、きっかけを作ることが必要だと思います。すなわち、一方的に教わるだけでなく、自分の人生や職業体験に照らした学び、学びの成果を次世代に伝える学び、など高齢者ならではの学びを提案したいものです。
生涯学習を進める所沢市民会議はそんな組織でありたいと期待し、そのために多少のお手伝いが出来ればと思います。
生涯学習をすすめる所沢市民会議
会 長 川 地 武
任 期 |
氏 名 |
平成8・9年度 |
松 本 勇 |
平成10・11年度 |
松 本 勇 |
平成12・13年度 |
松 本 勇 |
平成14・15年度 |
松 本 勇 |
平成16・17年度 |
松 本 勇 |
平成18・19年度 |
小 柳 博 之 |
平成20・21年度 |
那 須 恵 真 |
平成22・23年度 |
関 口 保 直 |
平成24・25年度 |
那 須 恵 真 |
平成26・27年度 |
川 地 武 |
平成28・29年度 |
川 地 武 |
平成30・31年度 |
川 地 武 |
令和 2・ 3年度 |
川 地 武 |
1987年
臨時教育審議会のキーワード「生涯学習系への移行」「変化への対応」
1990年
「生涯学習振興のための施策の推進体制等の整備に関する法律」施行
1991年3月
社会教育委員会議「所沢市における生涯学習事業の体系化と総合的体制の整備について」答申
1992年2月
「生涯学習推進庁内連絡会議」設置
生涯学習審議会答申「今後の社会の動向に対応した生涯学習の振興方策について」
キーワード「現代的課題」
1994年11月
「生涯学習推進計画策定市民会議」設置
1996年3月
「生涯学習推進計画」策定 (事務局 社会教育課)
1996年8月
「所沢市生涯学習推進本部」設置
1996年12月
「生涯学習をすすめる所沢市民会議」設立
1997年2月
第1回生涯学習をすすめる市民のつどい
1999年4月
所沢市生涯学習センター設置
1997年11月
「所沢市生涯学習ボランティア人材バンク」の設置
2000年3月
第4回生涯学習をすすめる市民のつどい
2001年3月
「第2次生涯学習推進計画」策定 (事務局 生涯学習センター)
2002年3月
第1回所沢市生涯学習フェスティバル (補助金交付)
2006年3月
「第3次生涯学習推進計画」策定 (事務局 生涯学習センター)
2006年12月
教育基本法の改正「生涯学習の理念」設置
第3条 国民一人一人が、自己の人格を磨き、豊かな人生を送ることができるよう、その生涯にわたって、あらゆる機会に、あらゆる場所において学習することができ、その成果を適切に生かすことのできる社会の実現が図られなければならない。
2009年4月
所沢市生涯学習推進センター設置
2011年3月
「第4次生涯学習推進計画」策定 (事務局 生涯学習推進センター)
「第5次所沢市総合計画」策定
キーワード「地域コミュニティの醸成」
2012年3月
第11回所沢市生涯学習フェスティバル
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
所沢市では「生涯学習推進計画策定市民委員会」の提言を受け、18996年8月に「所沢市生涯学習推進本部」(以下「推進本部」)が設置された。
推進本部より「生涯学習をすすめる所沢市民会議」の設立と協力の要請があった。
行政と市民が力を合わせて「生涯学習社会」の構築をめざすためである。
その要請に応え、3回の準備会を持ち、1996年12月21日「生涯学習をすすめる所沢市民会議」(以下「市民会議」)が設立され、所沢市の生涯学習の基盤が整備された。
市民会議では2000年3月までに、
・総会(4回)
・生涯学習をすすめる市民のつどい(推進本部と共催 4回)
・推進本部と市民会議の懇談(1回)
・運営委員会(34回)
・全体研修会(4回)
・視察研修会(3回)
・学習情報部会(11回)
・学習機会拡大(12回)
・広報部会(19回)
「所沢市における生涯学習の現況と第2次推進計画への提言」より
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー