名人・達人に聞く会

第97回例会報告

電子製品の開発を振り返って

原 和也氏(元電機メーカープロダクト開発部長)

 

通信型アトムロボットの開発に携わった原さんは子供の頃から天満博士やお茶の水博士に憧れていたそうです。大学では機械工学を専攻され、卒業とともに㈱カシオ計算機に入社。3年目に世界最薄0.8㎜の電卓を開発し、世界中から評価され開発技術者としての自信を得たそうです。その後も伝言機能付ポケベル、Gショック携帯、カメラ付携帯などを次々と開発し、活動の場も世界規模に広がりました。

60歳を過ぎて富士ソフトに再就職し、ロボットに挑戦。ロボットは携帯電話のシステムに似ていたそうで、制御工学を勉強し、とうとうアトムの生み親の一人となりました。この日実演したアトム君はかわいくて大好評。肝心の原さんを認識できないトラブルもありましたが、最後はしっかりラジオ体操を披露してくれました。

子供の頃からの夢を叶えた素晴らしいお話でした。

粕谷雅子 記

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