安松ざるの唯一の作り手となった越坂部栄さん。ざるは女性の方が馴染みがあったためか、女性参加者の多い会となりました。まず、弟子の越坂部幸子さんから竹の活用の歴史や文化、安松ざるの話があり、ついで栄さんがざるの作り方を説明されました。
お待ちかねの実演では、参加者が栄さんを囲み、ざる作りの工程を食い入るように見学しました。竹を切り、割り、刀で裂いて「ひね」(竹ひご)を作り、編んでいく。時折笑いも交えながらの軽妙な語り口調で「簡単だ」と言いながらの実演です。手刀を扱うが、ひねを作れるお弟子さんはいないそうです。
その後、二箇所で希望者がざるを編める場所を設けたのは大好評でした。この会は聞くだけが通常ですが、参加型の会も増やせたらと思いました。
粕谷雅子 記
名人・達人・先輩を囲み、その知恵、経験、体験を聞き、学び合う会です。
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伝承を担う語り部の養成を手助けすることを目的とした語り部養成講座「ところ学」を開講しています。