日本映画文化の裏方として半世紀にわたり編集者として活躍した鍋島氏の講演を拝聴しました。今まで映画を観るときは、俳優・監督が誰だ、原作が誰だ、として観ていましたが、本日の講話を拝聴し、編集者が映画を作っていると言っても過言でないことや一本の映画を世に送り出すまでの監督や関係者との意見の相違等で何度もの言い争いの結果として素晴らしい映画が生まれていることを痛感しました。
私たち一般人は映画を観て楽しみ、笑い、悲しみ、涙し、これらが原作者、俳優、監督によるものと感謝し感動していましたが、編集者の存在も非常に大きいと納得するお話でした。
年輪を重ねた最近の鍋島さんはドキュメント映画にエネルギーを注がれ、現在も制作現場の一線で活躍中です。その姿に多くの参加者が元気をもらったのではないかと思います。
本日は懐かしい映画、懐かしい俳優の場面が映され、当時の自分を思い出しました。この作品も、この作品も鍋島さんの作品化と思うと今の鍋島さんからは想像がつきません。
鍋島氏の話の中に出てくる一般人が接することのできない数多くの有名な俳優さんとの会話やエピソードの話は心和ませました、うらやましくも感じました。
中村眞一 記
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